「岡山へ旅行に出かける予定にしている」
「お土産は何があるか知りたい」
そんな方のために記事を書いています。
はじめまして、ライターのPECO4EVERと申します。
今回は岡山県のお土産ランキングを紹介することになりました。
ためになる情報をいっぱい詰め込んでいますので、最後までご覧ください。
岡山というとフルーツ王国、桃太郎、きびだんごというキーワードが浮かんでくるのではないでしょうか?
岡山は温暖な気候に恵まれ、年中天気が良く「晴れの国」と呼ばれています。
そのため、フルーツが良く育ち、白桃、マスカットなどが有名です。
桃に因んだおとぎ話で「桃太郎」が生まれ「桃太郎さん、桃太郎さん、お腰につけたきびだんご、一つ私にくださいな」という童謡が生まれました。
桃太郎のモデルは、岡山にある吉備津彦神社の御祭神である吉備津彦の尊といわれています。
吉備の国で食された餅菓子が吉備団子であり、それを基にきびだんごが開発されました。
岡山では、フルーツと餅菓子をいろいろ取り交ぜて、多くのスイーツが作られています。
旅行中の食べ歩きはもちろん、飲食店でもデザートとしてフルーツやお菓子が出てくるでしょう。
フルーツやお菓子が美味しすぎて、それだけで、おなかがいっぱいになりかねません。
そして、美味しいフルーツやお菓子をお土産として持ち帰れば、誰しも喜んでくれるはずです。
また、食べ物ばかりでなく、おしゃれな雑貨もあります。
この記事では、岡山のお土産として、果物、和菓子、ゼリー、洋風スイーツ、おつまみ・酒の肴、雑貨の人気ランキングを1位∼5位まで示し、さらには代表的なお土産屋さんを5つ紹介します。
これを読んで、岡山旅行に出かけ、いっぱいお土産を買って帰ってください。 あなたのご家族、ご友人に喜んで頂ければ幸いです。
ライター(PECO4EVER)について
「週に1度は小旅行、月に1度はちょっと遠くへ。」をモットーに、日本を中心に全国を旅することが趣味です。47都道府県の旅行を達成したことをきっかけに、次なるステージを目指すため、全国の光るものを読者の方に届けてゆきます。
岡山県果物のお土産ランキング
岡山は「フルーツ王国」と呼ばれるくらい、果物が豊富で、おいしい地域です。
清水白桃、マスカット・オブ・アレキサンドリア、ニューピオーネが代表的なフルーツであり、旅行中は必ず食べて頂きたいですし、お土産として持ち帰り、ご家族やご友人にも味わあせてください。
果実をそのまま送り届けるのが一番ですが、自分で持ち帰るのが難しければ、宅配便で送ることもできます。
また、ジュレや缶詰にした商品もありますから、日にちがたっても大丈夫ですし、フルーツの旬から外れた時期でも味わえます。
1位:清水白桃
岡山県果物のお土産ランキング第1位は、何といっても清水白桃です。
白桃は「桃の女王」と呼ばれて、その美しさと優美な形で日本中さらには世界中で人気を集めています。
きっとあなたも食べたことがあるでしょうね。
ところで白桃は、1899年に初めて岡山県で発見された桃だということを知っていますか?
その後、多くの農芸家により品種改良され、1932年に岡山県で生まれたのが「清水白桃」です。
清水白桃は美しい乳白色で、とても柔らかくジューシーな味がします。
甘くてとろけるような清水白桃は、あらゆる年代の方に愛されており、岡山県の白桃生産量は全国1位です。
岡山に来たからには、清水白桃を必ず食べて頂きたいですし、お土産としてぜひ持ち帰えりたい品です。
ただし、大きさがかさむため、たくさんは持って帰れないのが難点でしょう。
大抵は宅配便で送ってもらえますので、お店でご相談ください。
また、清水白桃の旬は7~8月で、収穫期間が短いため、缶詰にして保存した商品もあります。
2位:マスカット・オブ・アレキサンドリア
マスカット・オブ・アレキサンドリアは、エメラルドグリーンの色をした、香りが高く味が良いブドウです。
香水の「ムスク」の香りがするためにマスカットと名付けられました。
甘すぎず、さわやかな酸っぱさをもち、気品があり、宝石のような果物と称されています。
クレオパトラが好んで食したことから「果物の女王」とも呼ばれています。
そしてマスカットは、果実の宝石と呼ばれ、大変高価なものです。
今でも銀座のデバートで買うと、ひと房2万円もするようです。
しかし、岡山はマスカットの量産地のため、全くリーズナブルであり、3,000円も出せば買えてしまいます。
また、ブドウは種がない種類が好まれますが、種なしに品種改良すると香りが弱まるため、マスカット・オブ・アレキサンドリアはあえて品種改良していません。
岡山県のマスカット・オブ・アレキサンドリア生産量は全国1位です。
旬は7~10月ですが、保存するためにゼリーやジュレにした商品もあります。
3位:ニューピオーネ
岡山県のブドウといえば、マスカットばかりでなく、ニューピオーネもおすすめです。
ニューピオーネはマスカットと巨峰との交配で生まれました。
マスカットのさわやかさと、巨峰の甘さを受け継いだ名品と言われています。
ニューピオーネは温室栽培されており、5月の下旬から11月の中旬まで出荷されます。
ニューピオーネの特徴は、大粒で種がなく、甘くて、むきやすく、食べやすいことでしょう。
一粒を口に当て、穴の開いた所から吸い出せば、簡単に食べられます。
種がありませんので、そのまま全部飲み込んでかまいません。
また、種なしのため、加工品やスイーツへ利用しやすいのも特徴です。
食べる前に冷蔵庫で30分ほど冷やすと、よりおいしくなります。
好みによっては、2時間ほど冷凍庫に入れてシャーベット状にしても美味な果実です。
さらには、ピオーネを使ったパフェやかき氷もありますので、旅行中はぜひ召し上がってください。
そして、ニューピオーネを入れた缶詰やヨーグルトケーキがお土産に最適です。
4位:フルーツジュレ
ジュレはゼリーを崩したような半固形の液体で、プルプルとした食感が魅力です。
岡山県では、白桃やマスカットの味をそのまま閉じ込めたフルーツジュレをいただけます。
岡山県のフルーツはとてもおいしいのですが、お土産として持ち帰るのに難があります。
それを解決するために、ジュレが開発されました。
ジュレは三角形の瓶に入っており、生のフルーツよりも賞味期間が長く、お土産に最適です。
とてもきれいな瓶で、2008年にグラスボトルデザイン優秀賞を獲得しています。
見た目に香水瓶の様であり、とりわけ女性に人気の商品です。
一瓶600~800円くらいで購入できるため、自分でも買って帰ると良いでしょう。
5位:フルーツ缶詰
岡山県には清水白桃やマスカットなどのフルーツ缶詰もあります。
フルーツ缶詰は、完熟フルーツを手作業で皮むきし、シロップに漬込んでつくります。
岡山産フルーツのおいしさをそのまま閉じ込め、長期保存ができるため、後からいつでも食べられます。
日にちがたって食べても、清水白桃のとろけるような口あたりに変わりありません。
マスカットの上品な香りと甘みも同様に楽しめます。
また、缶詰にすると持ち帰りやすくなり、お値段もお手ごろなため、お土産に最適です。
岡山県和菓子のお土産ランキング
岡山県は果物ばかりでなく、和菓子も豊富なエリアであり、日本初というお菓子が何種類もあります。
そのため、ランキングを作成するにも大いに悩みました。
地元のお土産屋さんで目に付くのは、最も有名な「きびだんご」からはじまり、大手まんじゅう、むらすずめ、高瀬舟羊かん、つるの玉子ですが、他にもいっぱいあり過ぎて選別に困ったくらいです。
どれをとっても岡山県を代表する和菓子であり、旅行中にぜひとも味わって頂きたい品々です。 もちろん、お土産にも最適であり、いろいろな種類を買って、宅配便で送ってください。
1位:きびだんご
きびだんごは岡山県を代表するお菓子です。
桃太郎伝説にちなんだ岡山の銘菓であり、もち粉、キビ粉、水あめから作られます。
鬼ヶ島に鬼退治に行った桃太郎、サル、キジ、イヌに思いをはせていただきたいお団子です。
もっとも、桃太郎さんが腰に付けていた「吉備団子」は、素朴なお団子だったようですが、幾世代にもわたり改造され、現在のような「きびだんご」になりました。
ほどよい一口サイズで、もちもちした食感があり、ほんのりした甘さが特徴です。
きびだんごは、岡山県内でもかなり多くのメーカーによって作られ、いろいろな種類があります。
フレーバーとして、きな粉、塩、しょうゆ、チョコ、マスカット、白桃などがあり、団子の中にマスカットが入った「マスカットきびだんご」も好評です。
一番有名なきびだんごは、老舗和菓子店「廣榮堂(こうえいどう)」のきびだんごであり、包装紙は、絵本作家の五味太郎さんが描いた桃太郎やサル、キジ、イヌ、鬼などのイラストつきです。
一目で岡山のきびだんごと分かり、お土産に最適でしょう。
2位:大手まんじゅう
きびだんごに次いで人気の高い和菓子といえば、やはり大手まんじゅうでしょう。
1837年創業の大手饅頭伊部屋(いんべや)が創作し、備前藩主池田公に献上した品です。
岡山城大手門の近くにお店があり、藩主から「大手まんじゅう」という名前を頂いたそうです。
特徴のある薄皮の酒まんじゅうですが、作り方も手が込んでいます。
こうじにもち米を加えて甘酒を熟成し、小麦粉を加えて発酵して薄皮の生地を作り、北海道産の小豆から作ったこしあんを包みます。
口に含むと、ほんのり甘酒風味で、お酒飲みにも人気のあるおまんじゅうです。
温めても、冷やしてもおいしく、渋めのお茶とよく合いますよ。
大手まんじゅうは、一個一個別々に包装されており、多人数のお友達へのお土産に最適です。
3位:むらすずめ
倉敷美観地区にある1877年創業の橘香堂(きっこうどう)で作られた伝統のお菓子です。
素材と手作りのこだわりがあり、白壁の街倉敷の豊年踊りの踊り子たちの編みがさに似せて作られました。
卵を使った生地を、片面だけクレープのように焼き、生地を二つ折りにしながら「つぶあん」を包みます。
生地に泡状の模様が入り、二つ折りの形状から、まさに編みがさのようにきれいな和菓子です。
創業当時は世の中のお菓子は和菓子が主体でしたが、むらすずめの洋菓子のようなハイカラさが人気を呼びました。
そして代々倉敷や岡山で愛され続け、現代では「和風クレープ」とも呼ばれています。
日本中で人気があり、茶道の各流派で10月のお菓子に指定されています。
橘香堂では手焼き体験させてくれるので、旅行の時にはぜひ立ち寄ってください。
4位:高瀬舟羊かん
その昔、岡山の河川を運航していた「高瀬舟」は、山の幸を海辺の町へ運び出し、海の幸を山中の町へと運び入れ、山と海を結んでいました。
高瀬舟をかたどった高瀬舟羊かんは、羊かんを包む容器が船の形をしているのが特徴です。
北海道産の小豆と砂糖、寒天ならびに落合の山麓から湧き出す天然水を使って作ります。
小さめの一口サイズで、ほんのりとした甘さが際立つ羊かんです。
賞味期限は2カ月くらいですが、買ってから2週間くらいすると、羊かんの上に砂糖の膜(シャリ)が張り、食感が変わっておもしろい味わいを楽しめます。
シャリがお好きな方は、購入後しばらく置いてから食べていただくとよろしいかと思います。 7個入り400円くらいですから、お土産に最適です。
5位:つるの玉子
明治時代創業の老舗「下山松壽軒」の和菓子であり、日本初のマシュマロ菓子として有名です。
岡山後楽園を舞う鶴のたまごをイメージして作られました。
創業者の創意工夫があふれるお菓子であり、明治から現代まで時代をこえて愛され続けています。
マシュマロはピンクと白色の紅白セットで、縁起物として重宝されています。
マシュマロの中には甘めの黄身あん入りで、二つに割ると本当に卵のようです。
ほんのりとした甘さで、抹茶やコーヒー、紅茶ともよく合います。
2個で300円くらいのお値段であり、珍しいお土産としておススメの品です。
3.岡山県ゼリーのお土産ランキング
フルーツ王国岡山には、フルーツを詰め込んだゼリーもあります。
清水白桃、シャインマスカット、ニューピオーネをはじめ、桃太郎トマトを丸ごと詰め込んだゼリーまであります。
また、ゼリーにコラーゲンを加えてスティック状にしたフルーツコラーゲンゼリーも人気の品です。
フルーツゼリーは保存ができ、旬以外の時期でも岡山県フルーツを食べられますから、お土産として、ぜひご購入ください。
1位:清水白桃ゼリー
半割の清水白桃果肉をふんだんに使い作られた最高級の白桃ゼリーです。
清水白桃の果肉をペースト状にして、ゼリーに封じ込めています。
名水百選に認定された「四万十川」の源泉水と北海道産の砂糖を使用し、本場のワインと国産リキュールを加えて仕上げています。
とろけるような高級フルーツゼリーであり、まるで清水白桃をそのまま食べているような食感です。
清水白桃は夏が旬であり、他の季節には食べられませんが、ゼリーにすると保存がきき、比較的長期間、清水白桃を味わえます。
冷蔵庫で冷やして保存すると、よりおいしくなりますから、一石二鳥です。
毛筆で書いたような外装のついた高級な木箱に入れられた品もあり、贈答品としても最適です。 お持ち帰りでも、宅配便でも購入できますから、ぜひともお土産にしてください。
2位:シャインマスカットゼリー
マスカット・オブ・アレキサンドリアを品種改良してできたのが、シャインマスカットです。
そしてシャインマスカットゼリーは、シャインマスカットから作られたゼリーであり、見た目は本物のシャンマスカットとまったく変わりありません。
初めて見る人は、シャインマスカットの果肉と思うことでしょう。
シャインマスカットピューレを使い、ぜりーinゼリーの2層構造であり、まるで生のマスカットをのみ込むような食感です。
香り、甘味、ほどよい酸味はまさにマスカットそのものであり、果実ゼリーをこえたフルーツ感があふれる商品です。
冷やしたり、凍らせてシャーベット状にしたりすると、さらにおいしくいただけます。 4個入り500円くらいで購入でき、お土産におすすめです。
3位:ニューピオーネゼリー
白桃ゼリー、マスカットゼリーに続くのは、やはりニューピオーネゼリーでしょう。
岡山県産ニューピオーネの果肉をたっぷりと使い、ブドウリキュールを混ぜ合わせた高級ゼリーです。
フルーツゼリーの良し悪しは、使用される果実の鮮度で決まります。
ニューピオーネの産地、岡山ならではのニューピオーネゼリーはご当地自慢の商品です。
ニューピオーネの果実をそのまま食べているような、甘くて爽やかな味わいがします。
冷やしていただくと、より一層おいしさが引き立ちます。 見た目も高級感があり、贈り物やお土産に最適です。
4位:トマトゼリー
岡山市にある果物加工メーカー角南製造所が運営する「アンシャンテ」で製造販売されている岡山県産の桃太郎トマトを丸ごと入れたゼリーです。
岡山は白桃やマスカットが有名ですが、晴れの国おかやまで太陽をたっぷりと浴びて育った桃太郎トマトは、トマトの青臭さがなく、甘みがあり、まるでフルーツのようなトマトと言われています。
手作業で桃太郎トマトの皮をむき、ヘタを取り、そのままシロップに漬け込みました。
桃太郎トマトの甘さ、さわやかさを丸ごと味わえ、トマトが好きな人なら、ぜひとも食べたい逸品です。
軽く冷やしてから召し上がると、よりいっそうおいしさが引き立ちます。
5位:フルーツコラーゲンゼリー
倉敷市の「果実工房」が製造販売する、フルーツのピューレを使ったコラーゲ配合のスティック状ゼリーです。
清水白桃、ピオーネ、マスカットなどの種類があります。
冷やしたり、シャーベット状に凍らせたりして食べるとおいしくいただけます。
友達とおしゃべりしながらでも、お散歩しながらでも、プリッツのように片手に持って、気軽に食べられる逸品です。
1本100円くらいで購入できますので、お土産に最適です。
4.岡山県の洋風スイーツお土産ランキング
岡山県には、フルーツや和菓子ばかりではなく、洋風スイーツもいっぱいあります。
定番の蒜山ジャージーヨーグルト、白十字のワッフル、清水白桃プリンから、岡山地元のスイーツファンおすすめの、フルーツアイスキャンディーや岡山ロールまで、おいしいスイーツを5つ選びました。
どれをとっても、当たり外れのない品々であり、今までに食べたことがない商品を購入してお土産にしても良いでしょう。
1位:蒜山ジャージーヨーグルト
岡山県北部にある蒜山高原で放牧されているジャージー牛から取れる牛乳を基に作ったヨーグルトです。
ジャージー牛は蒜山高原に2000頭くらいいて、人なつこく、かわいい牛です。
ジャージー牛から取れる黄色味がある濃厚な牛乳(ゴールデンミルク)を無調整・無添加で使い、蒜山ジャージーヨーグルトが作られます。
ジャージーヨーグルトの表面に薄黄色でレアチーズ様のクリーム層が張っており、スプーンですくうと下層に白いヨーグルトが現れます。
クリームの濃厚さと、ヨーグルトのさわやかさのコントラストが絶妙で、ぜいたくな味わいが癖になる一品です。
保存料や安定剤は使っていないため、賞味期は18日ほどであり、1個130円くらいで購入できます。
2位:白十字のワッフル
昭和32年創業の洋菓子屋「白十字」で創作販売される、カスタードクリームをはさんだフワフワのワッフルです。
通常ワッフルというと、サクサクした生地を思い出すでしょうが、白十字の生地はフワフワです。
創業以来変わらぬ工法で、卵黄と蜂蜜を泡立て、メレンゲを合わせて生地を焼き上げます。
口に入れると溶けだしそうな柔らかさが特徴的です。
生地の間には濃厚な牛乳と卵風味のカスタードクリーム。
ずっしりと重みのある、とてもおいしいワッフルです。
子どもの頃から変わらぬおいしさであり、現在のところ、通年で販売されています。
3位:清水白桃プリン
桃の女王「清水白桃」を手軽でジューシーなお土産にした品です。
契約農家の人たちが手塩にかけて育てた清水白桃を、甘味や芳香が最高になったとき収穫してピューレ状にし、クリームや砂糖と混ぜてプリンにします。
清水白桃プリンは、まっ白で気品があり、とろりとした食感が特徴です。
清水白桃をそのまま食べているような食感を味わえます。
清水白桃プリンは岡山を代表する旬のスイーツです。
白桃の旬を中心に、結構長期間に購入でき、賞味期限は製造日から365日です。
4個入り600~700円くらいで、年中清水白桃が味わえる品のため、お土産に最適です。
4位:フルーツアイスキャンディー
岡山駅近くのイオンモール1階にあるアイス屋さん「BLOCK」で購入できます。
岡山のフルーツを閉じ込めたアイスキャンディーで、下記のような種類があります。
- 岡山ピーチ×岡山マスカット
- 岡山ピオーネ×マスカット
- 岡山ピーチ×フィグベリー
甘さ控えめで低カロリーなアイスキャンディーであり、各々460円くらいで購入できます。
とてもかわいいアイスキャンディーですが、カラフルな動物のイラスト入りの紙コップに入れてもらえます。
こんにゃく粉を使っていて、溶けにくくなっているうえに、専用のかわいい保冷バッグも販売されています。
しかし、さすがに長時間は持ちませんので、近場のお土産としておすすめです。
5位:おかやまロール
岡山名産のきびだんご、清水白桃、ジャージー牛乳などをロールケーキに巻き込んだ商品です。
注目してほしい点は、一本のロールケーキに、この3種類の名物が含まれていることです。
なんとお得なスイーツではありませんか?
「ロールケーキにきびだんご?」
という疑念をいだく人もおりましょうが、本当においしいケーキです。
蒜山ジャージーチョコやフランス産のココアを練り込んだタイプもあります。
岡山市にあるお菓子処「清風庵」で作られていますが、岡山駅構内や、さんすて岡山南館2階でも購入できます。
1600円くらいの1本タイプと、330円くらいのカットサイズがあります。
バタークリームで日持ちするため、お土産におすすめの品です。
5.岡山県のおつまみ・酒の肴お土産ランキング
そもそも、「酒の肴(さかな)」とは、酒を飲むときに添える料理のことを意味します。
そして「おつまみ」とは、酒の肴のうち、手でつまめるものを指します。
岡山県で酒の肴、おつまみと言えば、一番に「ままかりの酢漬け」、二番手は「いかなごのくぎ煮」でしょう。
この2つはいかにもおつまみでしょうが、岡山県では酒を飲むときに、ばら寿司、えびめし、ホルモンうどんといったご飯・めん類を肴にする習慣があります。
どれをとっても岡山県の名物であり、お土産として購入できます。
1位:ままかりの酢漬け
ままかりは岡山県ならではの魚介であり、10月頃が旬で、脂がのって最もおいしくなります。
「ママ(ご飯)を借りに行くほどおいしい」という意味から「ままかり」と名付けられました。
全国的には「サッパ」と呼ばれる小魚です。
昔は家庭で調理されていましたが、今では調理済みのものを買うようになりました。
ままかりを酢漬けにすると骨が柔らかくなり、骨ごと食べられます。
そのまま食べてもよし、お寿司にしてもよし、握りずしにすると「ままかりずし」と呼ばれています。 また、ばら寿司にのせる素材としても有名です。
2位:いかなごのくぎ煮
いかなごの稚魚をしょうゆ、砂糖、しょうがを使って甘辛く煮たつくだにです。
瀬戸内海沿岸で広く食されていますが、岡山でも古くから作られてきました。
見た目がサビて曲がったくぎに似ていることから「くぎ煮」と呼ばれています。
もともとは漁師向けの濃い味だったのですが、1980年ごろから一般家庭向けにアレンジされ、売られるようになりました。
2月末から4月にいかなごの稚魚が捕られ、地元の鮮魚店の店先に並びます。
岡山県では「いかなごとともに春がやってくる」と言われています。 おかずや酒のあてとして、ぜひお土産に買って帰ってください。
3位:ばら寿司
ばら寿司とは、酢飯に細かく切った具材をバラバラに混ぜ合わせて作った寿司のことです。
岡山県で入れる具材は大きめで、いろいろな種類が使われ、酢飯が見えないくらいこんもりと盛られています。
先に紹介した「ままかりの酢漬け」は必ずと言っていいほど使われる具材です。
江戸時代に備前岡山藩の藩主である池田光政公によって「食膳は一汁一菜」という倹約令が発布されました。
それに庶民が反発し、「ご飯に乗せても一菜は一菜」という根拠からばら寿司が広まりました。
そして今でも、ばら寿司は岡山県民に愛され続けています。
お土産品として「岡山ばらずしの素」が900円くらいで売られていますので、ぜひお買い求めください。
4位:えびめし
ご飯にエビを入れて油で炒め、ソースをからめて作った岡山のB級グルメです。
もともとは渋谷区宮下のカレー店「いんでいら」のメニューだったそうですが、岡山出身の店員がのれん分けしてもらい、岡山市内で開店提供したのが始まりとのこと。
その後、岡山県内でローカルチェーン店を広め、大ヒットしました。
ピラフの一種であり、エビを具として使い、デミグラスソース、ケチャップなどから作られたソースを絡め、仕上げられています。
最初に出された瞬間は、わが目を疑うほど「真っ黒な」ピラフです。
お土産品として、「えびめし炒めご飯の素」が販売されており、2人前360円くらいで購入できます。
また、瓶に入った「濃厚えびめしのたれ」という品もあり、これがあれば、家庭でいつでもえびめしを作れます。
5位:ホルモンうどん
岡山県津山市は肉食が禁止されていた明治以前から、肉を薬として食べる「養生喰い」の習慣がある地域でした。
そしてホルモンとは、牛の内臓を指しますが、もともとは「放るもん(捨てる物)」から派生した言葉といわれています。
津山では、その内臓をうまく処理して、ホルモンとして食するようになったのです。
さらには、そのホルモンをうどんと合わせた「ホルモンうどん」が生まれ、津山市発祥のB級グルメとして親しまれています。
もちもちしてコシがある生麺に、牛ホルモンと合うタレを絡めた逸品です。
お土産品として「ホルモンうどんセット」が購入できます。
6.岡山県雑貨のお土産ランキング
食べ物のお土産ばかり紹介してきましたが、岡山県にはすてきな雑貨のお土産もあります。
備前焼のビールグラスや花瓶、岡山デニム、藍染めストール、倉敷ガラス、そして意外な品としてマスキングテープまでがお土産として人気を集めています。
オタク女性の間では、岡山デニムのジーンズを履いて、藍染ストールを肩にかけ、備前焼の小皿に清水白桃を乗せて、倉敷ガラスのコップでお茶を飲みながら、マスキングテープでおしゃれなデザインを楽しむブームもあるそうです。
周囲にそういった女性がいるならば、ぜひお土産として買って帰ってください。
1位:備前焼
備前焼は日本六古窯の一つである岡山県の焼き物であり、うわ薬を使わず、絵付けもせず、高温で焼くのが特徴です。
土の性質、窯への詰め方、焼き上げる時の炭などによって模様が生み出されます。
備前焼のルーツは古墳時代にさかのぼると言われ、鎌倉時代に現在のような形になりました。
硬くて割れにくいため、庶民の日用品として広く使われています。
デザインは素朴なものから斬新なものまでいろいろあります。
お土産として好まれるものは、ビールグラスと器であり、備前焼のビールグラスを使うと、クリーム状の泡が生じてビールがおいしくなると評判です。 また備前焼の花瓶は、花が長持ちする効果があり、機能的で奥深い焼き物として知られています。
2位:岡山デニム
岡山県にある井原・児島は国産ジーンズ発祥の地であり、デニムの聖地として知られています。
1960年ごろからジーンズの輸入が始まりましたが、当時のジーンズはゴワゴワで着心地が悪く、一度洗って加工したものが商品にされました。
これが国産ジーンズの始まりであり、その後は倉敷の織物メーカーによるデニム生地の生産も行われ、瞬く間に日本中へ広まっていきます。
児島ジーンズストリートは、デニム製品を扱うショップが立ち並ぶ所です。
洋服はもちろん、デニム生地を使った、いろいろな小物が販売されており、お土産屋さんでも岡山デニムが手に入ります。
3位:藍染めストール
見た目にデニムと似通ったものとして藍染めがあります。
もちろん全く別物ですが、外国から日本を訪れた人々は、町中で見かける青い藍染めの美しさをデニムと勘違いすることがあるそうです。
藍染で生まれる青には、白に近い薄青から、黒に近い濃紺まで、いろいろあります。
岡山の伝統的な正藍染で染められたストールは、深い海のような濃淡が美しい、さわやかな麻素材の品であり、お土産品として人気があります。
4位:倉敷ガラス
倉敷ガラスは、倉敷にお住いの小谷眞三さんと栄次さん親子が作る、吹きガラス製品です。
日本遺産の構成文化財として認定されており、50年以上も倉敷の人々に愛されてきた逸品です。
倉敷ガラスは、美しいばかりではなく、丈夫で長持ちし、手作業で作られたあたたかみがあります。
日常品として役に立ちながら、その姿が美しいことを「用の美」といいます。
また、倉敷ガラスは「民主的工芸品」とも呼ばれ、気軽にお土産として購入できる品であり、観光客にとても人気があります。
5位:マスキングテープ
岡山県倉敷市はマスキングテープ発祥の地であり、「如竹堂(にょちくどう)」のマスキングテープが有名です。
もともとマスキングテープは、工事の時に養生用テープとして使われていました。
ところが、工場見学に来た女性のアイデアをもとに、2007年カモ井加工紙から一般家庭向けのマスキングテープが販売されました。
かわいらしくて、おしゃれなデザインのマスキングテープがあり、女性の間で大人気です。
如竹堂には500種類以上のマスキングテープがあり、わざわざバスツアーを組んで買いに来る人もいます。
お土産屋さんでも手に入りますので、ぜひ女の子へのお土産として購入してください。
7.岡山県のおすすめお土産屋さん5選
岡山県内には多数のお土産屋さんがありますが、代表的な5店舗を紹介します。
岡山市の中心街にあるお店から、新幹線乗り場、空港、自動車道サービスエリアまで、あらゆる旅行スタイルに対応が可能です。
旅行中に買い忘れたお土産を、ここのお土産屋さんで購入して帰りましょう。
晴れの国おかやま館
住所:岡山県岡山市北区表町1丁目1-22
営業時間:10:00~19:00
電話番号:086-234-2270
公式ホームページ: https://www.okayamakan.or.jp/
岡山駅から徒歩15分、後楽園からも徒歩15分に位置する表町商店街にあるお土産屋さんです。
1階には銘菓などの食品類と地酒、2階には民工芸品や郷土玩具が販売されています。
清水白桃、きびだんごをはじめ、フルーツ缶詰、シャインマスカットゼリー、ままかりの酢漬け、備前焼の器(1,080円~)、岡山デニム(756円~)など、いろいろなお土産、特産品を取りそろえています。 全国各地に商品の配送が可能です。
お土産街道桃太郎
住所:岡山市北区駅元町1−1−1(岡山駅2F新幹線改札内)
営業時間:7:00~21:00
電話番号:086-235-0255
公式ホームページ:https://sn-okayama.co.jp/#l_shop
岡山駅新幹線コンコース内にあるお土産屋さんです。
新幹線で帰る際に立ち寄れるため、一押しのお店でしょう。 白桃、きびだんご、大手まんじゅうはもちろんのこと、白桃アイスバーを最後の締めで購入して、大至急持ち帰ることも可能です。
岡山一番街|さんすて岡山
住所:岡山市北区駅元町一番街地下/さんすて岡山
営業時間:7:00~20:00
公式ホームページ:https://sun-ste.com/okayama-ichibangai/
JR岡山駅に併設された地下ショッピング街にある土産屋さんです。
食品関係のお土産だけでなく、洋服や雑貨も購入できます。
岡山デニム、藍染ストールをはじめ、岡山限定のハローキティ-やスヌーピーまで手に入ります。
備前焼専門店「備泉」では備前焼のビールグラスなども購入が可能です。
天満屋岡山空港ショップ
住所:岡山県岡山市北区日応寺1277|岡山空港ターミナルビル2階
営業時間:6:30~19:30
電話番号:086-294-4761
公式ホームページ:https://www.okayama-airport.org/shop/1527
岡山で有名なデパート「天満屋」の空港ショップです。
岡山空港から飛行機で帰る方は、最後に立ち寄れるお土産屋さんです。
きびだんご、大手まんじゅう、むらすずめの岡山三大銘菓をはじめ、白桃、マスカットに因んだお菓子、ままかりの酢漬け、備前焼、マスキングテープなどバラエティーにとんだお土産が購入できます。
吉備サービスエリア(上り線)
住所:岡山県岡山市北区今岡(一宮地区)705-1
営業時間:スナック、ショッピングは24時間
参考サイト:https://www.w-holdings.co.jp/sapa/2325.html
岡山の山陽自動車道内にあるサービスエリアであり、ドライブ旅行で来られた人が利用できます。
岡山の新鮮な果物、野菜、農産加工物を24時間販売中。
白桃のチーズケーキ、大手まんじゅうなどのお菓子もあり、岡山旅行で最後のお土産屋さんとして利用できます。
サービスエリア内にレストランやベーカリーもあり、おなかが空いたときに気軽に立ち寄ってください。
イオンモール岡山
住所:岡山県岡山市北区下石井1-2-1
営業時間:10:00~21:00
公式ホームページ:https://aeonmall-okayama.com/
岡山駅から徒歩10分にあるショッピングモール。
お土産ばかりではなく、ファッション、雑貨など何でもそろう複合型商業施設です。
1階にはデパート高島屋の食品コーナーが入っており、食品関係のお土産は何でもそろいます。
洋風スイーツのランキングに登場したアイス屋さん「BLOCK」では、フルーツアイスキャンディーを売っています。
3階にある「Meets Answer」では岡山デニムの一種である「桃太郎デニム」を購入できます。
その他にも350店舗が集まり、お土産に困ったら、ここへ来るのがおすすめです。
岡山県へ旅してお土産を買いましょう
岡山県のお土産を、果物、和菓子、ゼリー、洋風スイーツ、おつまみ・酒の肴、雑貨の6ジャンルに分けて、それぞれ下記のような1位~5位の人気ランキングを紹介しました。
- 果物部門は、白桃、マスカット・オブ・アレキサンドリア、ピオーネ、フルーツジュレ、フルーツ缶詰。
- 和菓子部門は、きびだんご、大手まんじゅう、むらすずめ、高瀬舟羊羹、つるの玉子。
- ゼリー部門は、清水白桃ゼリー、シャインマスカットゼリー、ニューピオーネゼリー、トマトゼリー、フルーツコラーゲンゼリー。
- 洋風スイーツ部門は、蒜山ジャージーヨーグルト、白十字のワッフル、清水白桃プリン、フルーツアイスキャンディー、おかやまロール。
- おつまみ・酒の肴部門は、ままかりの酢漬け、いかなごのくぎ煮、ばら寿司、えびめし、ホルモンうどん。
- 雑貨部門は、備前焼、岡山デニム、藍染ストール、倉敷ガラス、マスキングテープ。
さらには、お土産屋さんとして、下記の5点を紹介しました。
- 晴れの国おかやま館
- おみやげ街道桃太郎
- おみやげ街道さんすて岡山
- 天満屋岡山空港ショップ
- 吉備サービスエリア(上り線)
- 岡山イオンモール
岡山県には、この他にもいっぱい魅力的なお土産がありますが、ここで紹介した30品は、ぜひとも購入していただきたいものばかりです。
全部を買うと持ち帰れなくなると思いますから、旅行中に飲食店や食べ歩きで試食し、特に気に入ったものだけ購入するのが良いかと思います。
どれにしようか迷った時には、いろいろな商品が混ざったお土産もあります。 岡山旅行に来たからには、なるべく多くのお土産を買って帰りましょう。